拝啓 井門義博です

拝啓 井門義博です

哈密(三道嶺)2010 第3日 下

10年02月12日 11:11:00 | 海外蒸機


14:20 午後のスタートは柳樹泉線、B地点から始まります。単機牽引、今日は土曜日なのでやや荷が少ないのかなと思います。


14:20 しかし、単機牽引は蒸機にとっては過酷そのものです。


14:20 いつものJS6204は好調そのものに見えます。


14:36 C地点、小さなマウンドの上から撮ります。


14:36 唯一のSカーヴに掛かり、コンクリート橋を渡ることになります。


14:42 車を飛ばしてE地点に向かいます。単機牽引だと遅いので追走は容易です。
ところでこの車のリヤドアはとうとう一回も開けませんでした。リヤドアの窓を上方に開けて荷物を出し入れします。その「リヤドア窓」は飛ばすと勝手に上方に開きます。
悪路では埃が入って来て困ります。
この時も窓が開いてしまいました。列車は既に後方です。



14:48 E地点です。


14:48 何度も追い越して撮影しているので機関士は不機嫌です。
建設型は満鉄ミカイのモデルチェンジ版、中国国鉄はその由来ゆえ左側運転台です。 


14:49 C70です。初めて見た新型です。これまでは黒いC62、茶色いC64でしたが、この最新のC70は黒です。


15:05 SY1729とJS8358
再び南站で情報収集です。DLはエンジン停止で停泊中。午前の終わり頃、東站で走行するDLのエンジン音を聞いたような気がしたのですが・・・


15:06 SY1729の製造銘板です。上游型は唐山で造られています。


15:06 JS8358 前進型と同じ大同の銘板が見えます。ウェザリングがたっぷり掛かった状態です。


西站手前の三角形になった道路の行く先に興味があったので行って貰いました。
陳さんは自分の知っている撮影地以外なので気が進まないらしく、普段の2/3位のスピードで走ります。
自動車運転に関しては中国人は、自分が乗せている日本人が自動車に関しては自分の10倍ベテランである事に気付いていません。
(同じ道路を走るときは常に同じくらいのスピードで走るべきでしょう)
陳さんにも飲んだときに注意しようと思ったのですが、残念!忘れてしまいました。


15:50 H地点です。このようなポジションに到達しました。
光線(F地点は終日逆光)と北向き斜面の展望を考えると露天掘を撮るには一番のポジションだと思います。
此処なら天山山脈が見えれば「絡めて撮影」も出来るかも知れません。


15:56 「アリさん」のお顔を見せながら西站経由ズリ捨て列車が一本登ってきました。


16:03 撮影地点背後・一帯は地面に亀裂が入っています。大規模な土砂崩れの可能性もあります。


16:07 反時計回りでの登り列車が偶然並走状態になりました。


16:08 同じ列車です。大きな白煙は蒸機、小さな白煙は空気に触れて自然発火?酸化中の石炭です。


16:18 この地点の記撮を撮って引き上げます。


16:35 西站の運転司令所です。


16:45 中の様子です。日没にあわせて18:40頃、801番線に列車を送り込んでくれるように頼みに来ました。
大谷連隊長の指導で「最低1カートン」の煙草を買ってありますので其れを渡しながらの「お願い」となります。
(もちろん南站情報収集にもこの煙草を使っています)
ところが、今日は801番線は捨てた石くれを処理する機械が故障しているとかで、修理列車が入っていてズリ捨て列車が入れないと言います。
それなら仕方がない、雑煤線に入れてくれるように頼んで此処を後にします。


16:47 私達は竜之助がくれた「これ」でのどを潤し「もう一働き」です。

踏切から1番線に沿ってズリ捨てポイントを目指します。四駆なら大概の所へ入って行けます。


17:03 雑煤線でズリ捨て中です。雑煤線は煤(=石炭のこと)の混じったズリを捨てる専用線なので、他のズリ捨て線と色が違います。


17:05 此処でのビデオ撮影の忙しいこと!!
もたもたしてたら1番線にズリ捨て列車が入って来てしまいました。
801番線、雑煤線、2番線は同じような高サですが、1番線は少し低いところを走ります。


17:12 雑煤線で積荷をひっくり返し終わった列車が西站経由露天掘に向かいます。


17:15 4番線にズリ捨て列車が来ています。
ひっくり返すのは貨車にエアシリンダーのようなものが附属しており作業員の操作で出来るのですが、此処にはズリ捨てと関係がありそうな大きな作業機械が見えます。


17:19 北端、一番高い位置にある5番線にズリ捨て列車が入りました。
手前の線路は2番線です。 


17:22 相変わらず頭上を航空機が横切ります。


17:26 2番線にズリ捨て列車が入って来ました。


17:26 アリさんのお顔、全ての貨車の床下両側に巨大なエアタンクとエアシリンダーが付いています。


17:26 建設型は空気をどんどん作りながら働いているわけです。


17:26 助士席ですが珍しく若くない助士です。


17:28 少し通り過ぎたところで停車、作業が始まりました。
西側にひっくり返していました。
中身を綺麗に出し尽くす為にひっくり返したまま10m程動かすのですが、その時の空転は凄いです。
(全てビデオですのでスチルは全くありません)


17:31 雑煤線に次の列車が入って来ました。


17:31 機関車、この位置でギラリと光ります。ウェザリングが効きすぎて下回りしか光りません。


17:34 3番線を空になったズリ捨て列車が戻ってきました。ズリ捨て線は非常に長いです。


17:34 3番線の列車が4番線ズリ降ろし作業中の列車の脇を通ります。

我々は夕陽の時間が迫ったので踏切へ戻り、H地点に向かいます。
トラブル中という801番線には上游の牽く救援列車(ドクターイエローか?)が見えます。この大事なところへ来て修理が終わりそうな気配もあります。


18:04 ズリ捨てを終わった列車が信号所を通過、西站経由露天掘へ向かいます。


18:05 西站方向を見ます。


18:05 5番線にズリ捨て列車が入りました。


18:06 5番線は非常に高いところへ続いています。


18:19 何処に入っていたのかジョルダン車が戻ってきました。


18:24 見える位置で停まって作業をしていた801番線のドクターイエローが動き始めました。


18:27 信号所までぐるり回って来たところです。180°近い回り方です。


18:45 開通した801番線に列車が入りました。後ろから4両目あたりに僅かに太陽の切れ端が覗いて居ます。


18:45 太陽はこの高サです。地平線付近はちょっともやった一日でしたが太陽が丸く見えて良かったです。5分早く列車が来れば最高でした。


18:47 801番線の奥に向かうズリ捨て列車です。


18:53 一瞬遅かったですが願い通り際どい時間に801番線に列車を入れてくれた列車指令に報告と感謝の挨拶をしに行きます。
18:27に開通した801番線ですが不運にもその直後からズリ捨て列車が途絶えて一瞬遅くなってしまったようです。


19:03 今日は最終日ですので、「撮影モード」から「旅行モード」への雷爆装転換作業をまだ僅かでも空の明かりが残っているうちにやります。


19:04 作業終了!この暗さになっています。
西站とも、三道嶺哈密露天掘炭鉱ともお別れです。

我々は三道嶺市街、三和賓館で運転手さんと合流、運転手さんの運転で哈密に向かいます。
烏魯木斉行きの列車は哈密23:30発です。哈密市街でラストナイトの夕食です。


20:45 1時間半で哈密市街に到着、站に近いレストランに入ります。


20:51 中の様子です。「新疆に来たからにはウイグル料理が良い」とも言いたかったのですが、あまり贅沢を言うとバチが当たると思いました。
陳さんに全てお任せ!


21:06 野菜は冬不足するらしく、彼らに任せると意識的に野菜が多くなります。


21:06 陳さんと運転手さん


21:12 美味しそうですがやはり野菜中心です。


21:20 そしてウイグル料理が登場しました。陳さんありがとう!
でもそのお蔭で私にバチが当たったの鴨。


21:22 ナンの間に羊肉を挟んで焼いてあります。味は見た感じそのままで大変美味しかったです。もう一品野菜が来てこの料理とのバランスを保っています。


21:40 お店の小姐にシャッターを押して貰って記念写真です。


21:40 その小姐に入って貰って陳さん撮影で記念写真です。


21:53 ウイグル人の女性ガイドが登場しました。陳さんとやりとり中です。
(おそらく寝台券を渡しに来た)
彼女によると、三道嶺の更に6~70km西方に新しい蒸機による専用鉄道が有るとのことです。現在は建設型4両が在籍しているが発展性があるという明るい情報です。


22:01 宴会は盛り上がり、白酒が登場しました。 (これがいけなかったのか・・・)


22:28 閉店時間が迫り服務員さん達の食事です。(日本では賄いは先にするのが常識)
此処は女性の席です。


22:30 お店のオーナーとその友人とも記撮です。妙に盛り上がってしまいました。


22:30 男性服務員は窓側に一卓囲んで食事中です。


22:42 哈密站です。


22:44 ゲートを入り階段を上がります。


22:44 站に接近


22:45 荷物検査が待っています。


22:46 中はこの人混みです。


22:48 やや前進したところです。右端に待合室のドアが見えます。


22:48 カメラを頭上に上げ後方を振り返った映像です。
後になってみて左端の男は旅行客に見えない感じで怪しいです。ひとつ前の写真にも写っています。


22:48 列が動いて居ます。これは30秒後くらいの奥井カメラです。


22:48 上の写真の直後、待合室の中、奥井が入って来ました。


22:51 待てば良いのにすぐに待合室を出て改札に向かいます。
3人とも寝台は決まっていますが、四人部屋に一人混じる陳さんが早めの乗車を希望したと推理します。


22:51 これは井門カメラ、改札通過をスチル撮影しようとしています。
この撮影後直ちにカメラを仕舞い、ムービーを手に持ち改札を通過します。

後方の男(顔はもちろん見ていません・・・撮影に夢中ですから)が押してくるので嫌だなと思い、スリを心配したので財布を確認しました。 (確認したのはこの瞬間前後です)


22:51 これは奥井カメラです。ムービーを持った井門の右手が写っています。井門-スリ-奥井の順番で改札を通ったのかスリと奥井の間に人が居たのかは不明です。


22:52 奥井カメラです。改札通過して数メートル進んでポケットを手で確認すると財布がありません。
「すられた!」と叫ぶと陳さんは凄い勢いで前方に飛び出していきました。
井門も奥井も白酒が入っているので判断力が全くありません。
実際にはスリは数メートル内に居たはずです。
この写真はすられたことが判明した数十秒後の情景です。


22:54 二分も経つと閑散としてきました。


22:55 改札は一旦終了しています。発車まであと35分です。


23:01 警察官詰め所で色々状況を聞かれました。
警察官は仲間に指示するべく散っていきましたので、その隙に陳さんに撮らせた失意の井門義博です。

元来私は中国には財布を持っていきません。お金は紙封筒でいくつかに分けて持っています。ポケットは空です。

今回財布を持ってきてしまったのは「中国行き」が「軽く」なったので舐めて、油断した結果だと思います。

他に定期入れ、小銭入れ、キーホルダーを持って来てしまいました。
必ず自宅に置いてきていたモノばかりです。


23:27 がっくり・・・(今、こうして見ると撮っておいて良かった情景ですね)
列車内にも警官が乗り込み、乗客を調べているそうです。站ではゴミ箱を捜索しはじめているようです。
途中駅でカメラを持った警察官がすられた時の服装やポケットの姿を撮影したりもしました。
酔っぱらっていたので気が回りませんでしたが、「怪しい男」の写真を陳さんに送って哈密の警察に参考写真として提出を依頼しています。

新疆ウイグル自治区は現在警備が厳重で、站入口は何重にもガードされ、切符を持っていない者(乗客以外)は立ち入れない筈だと警察は説明しています。其れにしては旅行者に見えない人物だなと思いますので。


23:34 と、この部屋は二階建て客車の軟臥、二階室(二人部屋)です。居住性は昔の軟臥より上でしょう。

この夜は何度も警察官が訪ねてくる、乗り込んできた警察官の部屋に呼ばれる、ジャケットを着て写真撮られると言う具合で全く落ち着かない夜となりました。

まあ撮影が幸運だった、更に成果物が無事持ち帰れる(私の成果物とはHDカムの映像です)事を考えればこの程度の災難はたいしたことがないとも言えるでしょう。

1月このブログに写真に撮って書き込んだ「IMON’S CARD」現物2枚も帰らぬモノの中にあります。そういったモノでの損害は皆無ですが、多数の診察券やポイントカード、使い慣れた財布がなくなったのが悔しいです。
人民元もひとかけらもなくなりました。 (日本円は他二カ所に入っているので心配なしです)




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