拝啓 井門義博です

拝啓 井門義博です

斎藤 晃さんの撮影

23年11月30日 02:57:43 | 鉄道模型

斎藤晃さんは昭和6年生まれ、慶應義塾大学鉄道研究会(戦前から活動していたが戦争で活動停止)を戦後復活させた人です。

日本鉄道模型博物館を開くことをイモンは目指していますが、その時、模型作品などなどを保存するだけではなく模型人、鉄道趣味人として記録に残すべき人を生きたままの姿で残す、動画を撮影する事を重要と考えています。 慶応鉄研として、或いは鉄研三田会にとって斎藤晃さんはとても重要な人です。 私にとっても非常に重要な人です。

自宅を建てなおす機会に屋根裏にレイアウトスペースを作り、そこに巨大な13ミリゲージレイアウトを作ったことも有名ですからそれが動く姿も撮りたいです。

鉄研三田会の10年先輩である伊藤正光さんにお手伝いをお願いしました。

南アフリカ共和国国鉄“SAR”のユニオンリミテッドやブルートレインの牽引機16E形のヘッドライトが切れているのでまずは伊藤さんがその修理をしております。

斎藤晃さんのスクラッチビルドの蒸機の1両です。

ブルートレインは南アフリカが日本より先輩です。

16Eは狭軌世界最大の動輪(1829mm)を持つヘンシェル製パシフィック機で1935年製造初年、総数6両です。 

機関車重量99t 軸重21.3t。 

同じ3ft6in狭軌で日本のC62より二回りほど強力な機関車です。

https://en-m-wikipedia-org.translate.goog/wiki/South_African_Class_16E_4-6-2?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc

斎藤晃さんの「趣味の応接室」から続く工作室。

水道を備えた工作室です。

丸椅子を使って机に乗ると急な階段があり、屋根裏のレイアウトに続きます。

レイアウトに入りました。 最初の撮影はC62牽引の特急【つばめ】です。

10両編成の客車を牽いて快調に走ります。

実物同様「角度9度」のターンテーブルは13mmゲージ(12mmも同様)ならではです。

機関区の周りを巡る本線に【つばめ】がやってきました。

〔ニセコ〕を牽いてレイアウトの隠れた部分を快走する重連C62。

SAR(南ア国鉄)16Eが日本のブルートレインを牽いて来ました。

牽引機がC59に変わってブルトレが行きます。 背景の山は斎藤さん自身が描いたもので「取り外し式」です。

レイアウトの裏を撮ったのはこういう状況の向こう側です。

本線は何重かに重なった曲線を描いてサミットに向かいます。

機関区用のコントロールボードが面白いです。 全て手作りです。

SARの25NCです。(勿論斎藤さんのスクラッチです) 戦後製のスーパーマシンですが山岳路線には入線できなかったそうです。

撮影はD-Craft、斎藤さんと伊藤さんの助手はIMON五反田工房の杉浦です。

実は撮影が終了した後で斎藤さんのお話が面白かったのが逆に残念です。 

モーターの回転運動からボイラー内で往復運動に変えて、それをシリンダー位置で梃子で下に下ろしてピストンから駆動する機関車の製作記を聞きながら写真を見せていただいたのです。

機関車は16Eです。 今は通常の動力に直してある様です。

噂は聞いていましたが、TMSに書いたのは他の人で、斎藤さんはその噂を聞いて、見ないようにして独自に考えて実行したのです。

そのほうが楽しく工作できるからとのこと。

動力化は成功したが、山岳レイアウトでは負荷が大きくメインロッド(これも当然スクラッチビルド)が負けて外に膨らんでしまうそうです。

やはり斎藤さんは凄い人です。

 


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