拝啓 井門義博です
拝啓 井門義博です
元バーデン国鉄18-319②
12年04月24日 19:43:00 | 鉄道模型
まずは集電に関係するところを重点的にきっちり黒染研きを致します。

そして車輪も黒くしてしまいます。
ニッケルメッキは日数が経つと劣化してきて、黒染すると剥げる様になるので要注意です。
集電の必要がある車輪は出来たら洋白削出し+黒ニッケルメッキにするべきです・

床板のこの部分を削りだしておかないと集電が上手く行かないのでは???

黒染研きをしました。 ところが、ダメージを受けていたバッファーがついに分解してくる事態に陥りました。
(なんとか誤魔化して仕上げました)

先輪も黒染します。

これは「使用後」ですが“違いが判らない男”になってしまっています。
(肉眼では大きな変化ですが、写真では違いが表現出来ていません)

従輪はタイヤがぽろっと取れてしまいました。 (簡単に直せます)

ドライブラシ作業やって

簡単にマスキングします。 艶が過剰な黒い部分、タッチアップした後僅かに艶を押さえた黒を吹き付けます。

吹き付けました。
(モーターはスイス・MAXONコアレスモーターで素晴しくスムーズに走ります)

ナンバープレート、全部塗装しましたが、貼るのは18-319にします。
(第二次大戦後、西ドイツに残った3両のうち1両で、ミンデン総局機関車研究所所属となったが、事故で最初に廃車された機関車だったことが判りました・・・・震災被災機にぴったりな番号かもしれません)

さてもう組み立てるばかりですが、此処まで来てやっぱりベタッとした赤い下回りに不満が集中してきました。

折角貼った窓セルも剥がし、もう一回マスキングして「汚し」を吹く事にします。
ドイツ機で余り汚しをしたモノがないので「うんと軽く」汚す事にします。

エナメル、艶消し黒にレッドブラウンを混ぜてシンナーで薄め「スミ入れ」をします。

使用前

使用後 ・・・・と言ってもまだ乾いていないですね。

吹付け終わって最終組立に掛かります。

ようやく仕立て上がりました。 まあまあ良い雰囲気になったでしょうか。
方針が途中で変わったりしたので余計長い作業になりました。
バーデン国鉄とは;
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3%E5%A4%A7%E5%85%AC%E5%9B%BD%E9%82%A6%E6%9C%89%E9%89%84%E9%81%93

バーデン国鉄Ⅳh形は動輪直径2100mmの複式4気筒機関車です。
製造はミュンヘンのマッファイで1918年~20年で20両です。
1920年にドイツ各国の鉄道は統合され、独逸帝国鐵道に編入後は18形301~303、311~319、321~328となりました。

最高速度は140km/hとされましたが、線路状態次第で楽に160km/hで走る事が出来ました。
18-316号機は1951年、ハンブルク~フライラッシンク977kmを150tの列車を牽引して無補給ノンストップで走り抜け平均時速125km/hという記録を打ち立てました。
(東京から山口県柳井の少し先まで、徐行するであろう駅構内以外は140km/h前後で牽き続けたわけです)

その走りはまさに滑るがごとく滑らかに静かなものだったそうです。

各国鉄道が統合され、DRGになったとき、各国のパシフィックは全て18形となりました。
同じマッファイの有名なS3/6(バイエルン国鉄)をはじめ、殆どの18形は4気筒複式で、高圧低圧のシリンダーを横一線に並べ第2動輪を駆動するものでしたが、このバーデン国鉄から来た18-3形は唯一高圧シリンダーをかなり前に置き、第1動輪を駆動していました。 二次使用蒸汽を使う低圧は第2動輪を駆動します。

その複雑な駆動方法故のウルトラスムーズと超高性能だったのですが、メンテナンスが大変で各地で嫌われ、機関車研究所に集められたわけです。

4万円でこんなに美しい機関車(そして驚くべき高性能機関車)が手に入り、長く遊べたのですから最高の買い物だったかも知れません。
最新記事
鉄道模型芸術祭 3月21日(土)22日(日) スハ32 A続く 模たぬき 2026-03 ヴュルテンブルク王立邦有鉄道の急行列車 スハ32 A (〜昭和9年)台枠UF21 サントリー・サンゴリアスが化けた スハ32 344 秋カタ 眼が致命的に悪くなっていてショック! クリッガー家4人来日 工房打合せ 桃ちゃん誕生日 ヴェスターヴィーゼのスハ32 B 都電カフェ健在! スハ32 B(昭10〜12)UF30 相模原ダイナボアーズ戦 旧東海道 浜川 吉田家 工房覗き、TMSカラーブック、クモニ83−100 ぶどう色1号 神奈川タマリバクラブ 福島でのラグビー教室 半田付け、厳しい道程 クモニ83−100 モーター交換 全く睡眠がとれず 奨学生懇親会開催 ザ・運転会「スカ色」特集 オハフ33 総勢 12両 処理終了だが・・ 忙しすぎてイモンは死んだも同然か?! 工房打合せとサルバトーレ・クオモ 眼の状況は思わしくない・・・ 最後のオハフ33、仕切塗装 サンゴリアス、イーグルス戦 苦しい苦しい塗装剥がし
バックナンバー
2026年03月 2026年02月 2026年01月 2025年12月 2025年11月 2025年10月 2025年09月 2025年08月 2025年07月 2025年06月 2025年05月 2025年04月 2025年03月 2025年02月 2025年01月 2024年12月 2024年11月 2024年10月 2024年09月 2024年08月 2024年07月 2024年06月 2024年05月 2024年04月 2024年03月 2024年02月 2024年01月 2023年12月 2023年11月 2023年10月 2023年09月 2023年08月 2023年07月 2023年06月 2023年05月 2023年04月 2023年03月 2023年02月 2023年01月 2022年12月 2022年11月 2022年10月 2022年09月 2022年08月 2022年07月 2022年06月 2022年05月 2022年04月 2022年03月 2022年02月 2022年01月 2021年12月 2021年11月 2021年10月 2021年09月 2021年08月 2021年07月 2021年06月 2021年05月 2021年04月 2021年03月 2021年02月 2021年01月 2020年12月 2020年11月 2020年10月 2020年09月 2020年08月 2020年07月 2020年06月 2020年05月 2020年04月 2020年03月 2020年02月 2020年01月 2019年12月 2019年11月 2019年10月 2019年09月 2019年08月 2019年07月 2019年06月 2019年05月 2019年04月 2019年03月 2019年02月 2019年01月 2018年12月 2018年11月 2018年10月 2018年09月 2018年08月 2018年07月 2018年06月 2018年05月 2018年04月 2018年03月 2018年02月 2018年01月 2017年12月 2017年11月 2017年10月 2017年09月 2017年08月 2017年07月 2017年06月 2017年05月 2017年04月 2017年03月 2017年02月 2017年01月 2016年12月 2016年11月 2016年10月 2016年09月 2016年08月 2016年07月 2016年06月 2016年05月 2016年04月 2016年03月 2016年02月 2016年01月 2015年12月 2015年11月 2015年10月 2015年09月 2015年08月 2015年07月 2015年06月 2015年05月 2015年04月 2015年03月 2015年02月 2015年01月 2014年12月 2014年11月 2014年10月 2014年09月 2014年08月 2014年07月 2014年06月 2014年05月 2014年04月 2014年03月 2014年02月 2014年01月 2013年12月 2013年11月 2013年10月 2013年09月 2013年08月 2013年07月 2013年06月 2013年05月 2013年04月 2013年03月 2013年02月 2013年01月 2012年12月 2012年11月 2012年10月 2012年09月 2012年08月 2012年07月 2012年06月 2012年05月 2012年04月 2012年03月 2012年02月 2012年01月 2011年12月 2011年11月 2011年10月 2011年09月 2011年08月 2011年07月 2011年06月 2011年05月 2011年04月 2011年03月 2011年02月 2011年01月 2010年12月 2010年11月 2010年10月 2010年09月 2010年08月 2010年07月 2010年06月 2010年05月 2010年04月 2010年03月 2010年02月 2010年01月 2009年12月 2009年11月 2009年10月 2009年09月 2009年08月