拝啓 井門義博です

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永遠のゼロ

12年10月20日 13:53:00 | ノンジャンル
『永遠の0(ゼロ)』百田尚樹著(講談社文庫)を読みました。

友人に書店まで連れて行かれ「これを買え」と言われて自分で買って読んだものです。

(買ってもらった本はなかなか読まないものです・・・友人としてはそれは許せなかったのでしょう)

「こんなものが有ったのか!」と驚く内容でした。

素晴らしい本だと思います。

友人に感謝です。


主人公は現代の青年、
自分の母系の祖父が実は血の繋がらぬ祖父であったことを知らされ、ライターを目指す姉を手伝って自分のルーツである零戦パイロット‘宮部久蔵’を知る人の取材を通してその実像に迫って行く話です。


伏線が効いています。


最後の最後に壮大な「どんでん返し」が待っています。




映画化決定?

くだらない監督のもと、くだらない演者で作られたら大失望ですが、果たして大丈夫でしょうか。

何故そんな過激な言葉を吐くかと言えば、日本は文化よりも商業を平気で優先する文化を持っているからです。

宮崎駿が偉大だったのはそんな日本の中にありながら

突き抜けて → 文化を見せて → 商業を成功させたからです。

「これ」は日本人の魂に迫る作品の映画化ですから貧弱なものを作ってほしくないです。

この『永遠の0(ゼロ)』に賛同する個人、企業等有志から資金を集めて、立派な映画化事業を達成してほしいものです。

日本の漫画、アニメのように世界に羽ばたくレベルにしてほしいです。

世界で感動を呼ぶ映画にまで持って行って貰いたいです。

これによって世界中で日本人への理解が深まる事を熱望します。


内容は濃いです。


主要参考文献に28冊の戦記が記載されている事から判るように、これ一冊を読めば大東亜戦争がいかなるものであったかがよく判ります。

(もう『太平洋戦争』→『大東亜戦争』に呼び方を直した方が良いのではないでしょうか「連合国誰もが勝者」ではなく「日本打倒はアメリカが為したのだ」という事を主張する政治的意図で日本に『太平洋戦争』と言う名前を押し付けたアメリカだったけれど、その名前がそぐわな過ぎるので恥ずかしいです、中国はどうして怒らない?)

ただし、VTヒューズに対する記載が間違っていますので指摘いたします。

文庫本326Pに

「砲弾の先が小型レーダーになっていて砲弾の周囲何十メートルか以内に航空機が入ると、その瞬間に信管が作動して爆発する」

ものとしてVTヒューズが書かれています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E6%8E%A5%E4%BF%A1%E7%AE%A1

↑このウィキペディアの記載もちょっと怪しげですが、第二次世界大戦に登場したVTヒューズ(Variable-Time fuze)は標的の発する音のドップラー効果を検知すると炸裂するものです。

最接近時に炸裂する事が理解できると思います。

(ドップラーを検知できないときは味方の安全の為に時限爆発したはずです)

(小型レーダー付信管などというものが第二次大戦に間に合ったわけがない事は判りそうなものです)

通常の高射砲弾は時限信管ですから砲の発射速度なども含めて如何に効果絶大だったか・・・

少なくとも映画化までには修正してほしいと思います。



『永遠の0(ゼロ)』百田尚樹著(講談社文庫)¥876(税別)

是非買って読んで頂きたいです。







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