拝啓 井門義博です

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編成紙箱収納遊び<後編>

14年04月11日 01:30:00 | 鉄道模型
13m級10両用ケースは(2軸貨車用ケースと違い)旅客車と同じ車体幅で作るつもりです。

(2軸貨車は2㎜狭くしようと考えています)


タキ43000のタンク幅33㎜です。


レサ、レムフは32.23㎜(・・・これを87倍すると2800㎜です)

車体幅を旅客車と同じが「妥当」と思われます。


タキ43000はこの様に木製ケース貨車用に半端モノ扱いで収納されていました。

総数9両と中途半端、しかも2両は全長が僅かに短い石油類用のタキ44000です。

PFあたりに牽かせる貨車が欲しかったのです。

まずはこのタキ9両を片付けてしまう事にします。


インレタ転写中のヨ8000

一つ枠が余るのでヨ8000を入れておくことにします。



我家の貨車はほぼウェザリング済ですが、この両者はウェザリングに手が付いていませんでした。

ヨ8000にしてもタキ43000にしても(試作品のテスト名目とはいえ)専用紙箱が出来る事になったので腰を上げこの機会にウェザリングです。


「レサはまだ」として、ヨ8000と作業内容が似ているレムフ10000は同時にウェザリングしてしまいます。

レムフは「墨入れ」ならぬ「汚れ入れ」をしてから吹く事にします。

凹凸のあるモノに軽く汚しを吹く場合凹部に「汚れ」が入り込んでくれない問題点が有ります。

そこで、薄めた「汚れ色」を凹部に「筆で入れて」から「吹く」のが具合良いです。

此処で使う私得意の「汚れ色」はレッドブラウン+黒です。


吹き付け終わった状態です。

下回り中心に錆色(黄かん色+黒)を吹きました。

錆色より少し黄色っぽい「ウナギのタレ」(ウナギのタレ=①錆色と②パンタ周り汚れ表現用の黄色い汚れを使った残りを追加追加で混ぜられ続けた「汚れ色」)を上回り中心に加えます。


ありゃりゃりゃ!窓ガラスが曇ってしまいました。

僅かでも隙間が有るとこの様に内側から拭かなくてはならなくなります。


拭く為に分解しました。 デッキへの吹付は、車体を外してからやった方が全然楽でしたね。


とりあえずヨ8000の汚しはこれで良しとします。


タキ43000 全く手つかずです。 カプラーもケーディーのままです。


汚し吹き付けの為、台車を外します。 結構大きなワッシャが2枚ずつ挟んであります。

台車マクラバリ高サをワッシャで調整しているようです。

台車マクラバネ部にスプリングが入って居るのも見えています。


ケーディー#711は後ろを切り落としてネジ止めしてあります。

#711の後端は接着剤にしてもハンダごてで溶接にしても重要な上下連結部です。 それを切り落とさないと取り付けられないなんて滅茶苦茶です。
・・・・・設計の油断が組立作業に大きな負担をかけている様です。

IMONカプラーは後ろの「予備の回転止め」をちょんとハサミで切り落として使うだけです。

小さいワッシャ(テールライトの反射板パーツ?)を挟んで皿ビスが使われています。

皿ビスです。


その止めネジは何と1.7mmが使われていました。

何かの間違いでしょう・・・

IMONカプラーの取付穴をドリルで広げます。 幸い何の問題も発生しませんでした。


油断して締めこんで行った所、カプラー取付板がポロッとはずれてしまいました。


ロストワックス? エポキシ接着剤で固定して事無きを得ました。


台車は微妙にマクラバネが効く構造で分解できませんが車輪を外すことが可能です。

以前車輪を外す自信が無かったので黒染ではなくエリエイが輸入していたネオリュ―ブを塗って黒染っぽくしてあります。

転がり抵抗を減らす効果も有りますし、塗って時間がたつと塗面が強くなります。

ネオリュ―ブは日本では作れず、可燃物なので生産国アメリカから運べず、現在では手に入りません。


カプラー交換が終わって車体は吹き付けるばかりになりました。

多少心が痛みますが外したケーディーはそのままゴミ箱行きです・・・


台車も吹き付け易いように纏めます。 車軸受もマスキングします。

ピボット軸です。 そう、珍しくピボット軸です。


黄かん色+黒による錆色です。 最小の塗料量で最大の吹き付けが上手くいきました。


不思議だったのは段付きビスの「太さ」に色々なものが混じって居ることです。

台車マクラバリにぴったりなのは径2.9~3.0mmで、2.5mm以下のものだと大きなガタがあります。

パーツボックスに段付きビスの種類が多い事は素晴らしいので、エンドウのM用センターピンに付け替えます。
そして色々なサイズがあった段付きビスは我家のパーツボックスの宝となり一層「厚み」を加えました。 

http://www.imon.co.jp/webshop/index.php?main_page=product_info&products_id=32787&w=323&x=887&y=3&from=mk

さらにスプリングは全てやわらかいスプリングに交換します。

http://www.imon.co.jp/webshop/index.php?main_page=product_info&products_id=32892&w=323&x=887&y=44&from=mk

(車両側に最初からものすごく柔らかいスプリングがセットされていたものが有り、それはそのままにしました)

これで完了!!タキ43000は素晴らしい仕上がりになったと思います。


不思議な作業にかかります。

この箱は試作品です。

内箱にも外箱にも硬質ウレタンがセットされていません。

そこで6両用編成箱に使う硬質ウレタンを山森君から貰い、それを切って両面テープで箱に貼る事にします。


複数のステンレス定規で程よい寸法に切って行きます。


切れました。


実はタキ43000の梯子部分での車体幅が37mmも有ります。 そこを逃げる様にするのです。

ついでにこの溝に梯子が嵌って前後方向の押さえが全く不要になるかもしれません。


両面テープを貼って、


貼り付けてセクションをセットしていきます。


思った通りのものができました。


置いてみます。 完璧です。前後方向のずれも全く心配なくなりました。

(タキのお客様が居るかもしれないので13m級用だけは硬質ウレタンもお客様取付にしておいた方が良いかもしれません)


タンク体を押えるために丁度良い屋根押さえ板・・・長さが200mm×5本あります。

(確か厚8mm=「キハ58系非冷用屋根押さえ板」かなと思います)

タンク車9両を固定する為にどう切ったら丁度良いか・・・・


作戦を練りました、

44.5mm×3+66.5mm=200mm・・・これを3セット
66.7mm×3=200mm・・・・・・・これを2セット

これでほぼ同じ長さの硬質ウレタンが9セット出来ました。

(こういう事を考えるのが得意なので中学受験に成功したわけです)


これまたぴったり良い具合に収まりました。

ヨ8000の前後方向押さえ板は17m級車両用の前後押さえ板から切って作りました。

前後押さえ板はカプラーに干渉しない8ミリ厚なのです。


こんな感じです。 (拡大できます)


(外箱?上箱?かぶせ箱)にも同じ位置に梯子の「逃げ」が有ります。


スリーブをかぶせてしまえばもう安心です。

スリーブに大げさで大きな欠き取りを作ったのは片手で持ち運ぶ時、スリーブではなく銀色の「箱本体」を持って欲しいからです。

スリーブが全体を覆っているとスリーブを持ってしまい、中身が滑り落ちる事故があるかもしれません。

(【北斗星】が少し心配です)


これは1/87、4両用編成ケースです。

1/80ですが1/87用青箱にぴったり入る箱根登山鉄道モハ1、2、3をこれに収納しています。

青箱に貼ってあったラベルを並べて貼ってあります。


こんな具合です。

青い箱に入っていて時々並べるのも良いかもしれません。

飾り棚に飾ってあるのも良いかもしれません。

しかし、持ち運ぶのに便利なこのひと箱に入っていて、持ち運べて、出さなくとも愛でる事が出来るのは凄い事だと思います。

窓配置の違い、台車の違い4種、ロングシートとクロスシート、パンタ周りの違い、リベットの違い・・・


そして必要最低限であり同時に充分の硬質ウレタンによる「押さえ」

機関車、特に蒸機は別として、HOサイズの鉄道模型の持ち方はこれが決定版だと思います。









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