拝啓 井門義博です
拝啓 井門義博です
ワムのトラ 1
09年11月16日 15:47:00 | 鉄道模型私の貨車は運転会に持ち歩けるように最も重量が軽い方法で保管されています。
モデルワムの2軸貨車の箱に5両ずつ入れているのです。
緩衝材は短冊状のエアーパッキンです。
IMONの紙箱附属の長いエアーパッキンの余ったものを丁度半分に切って貨車の外周に巻き付け、端から詰めて入れていきます。
1両はみ出しました。
黄帯の入ったスム1です。(モデルワム製品)
そこへIMONのワフ21000が2両仕上がりました。
あと2両有れば5両の箱に纏められます。 ワールド工芸の大きな箱を棄てる事も出来ます。 箱を棄ててスペースを作る事も大事な模型作業です。
2両・・・・・モデルワムのトラ35000とトラ40000を仕上げてしまう事に致します。

いつから我が家に居るのか2匹のトラ(2頭じゃないです)
これらのトラは大部昔に違う箱に入って売られていませんでしたっけ?
追加生産だったのでしょうか? 私の思い違いでしょうか。 昔の売れ残り?
申し訳ありません全然把握していません。

開けてみるとこんな感じです。
黄色いウレタン
黄色いのは割合保つ方だと思いますが、長期保存は絶対禁物です。
粉となって模型に張付き、塗装も溶かして食込んでしまいます。
ウレタン、特に黒いウレタンを使った箱に入れている方、一刻も早く箱を買い換えた方が無難です。
編成モノの場合はIMONの木製ケースという選択肢も有ります。

ぴかぴかです。
いかによく作ってあってもこの模型からホンモノを連想するのは無理です。「鉄」からも「模型は模型だよね」「・・・俺は関係ないョ」と言われてしまうかもしれません。

その原因の一つがこのぴかぴか光った白い車輪です。
黒いプラスチックの車輪ではなく、金属車輪だよと訴えているのかなと思ったりします。
車輪の色なんか気にしないという方も、白い車輪の方が綺麗で好きと言う方も居ると思いますが、私は黒でなくてはダメです。
実物がタイヤまで含めて黒塗装である以上「模型」たるモノは似せる方へ行くべきだと思います。

私は韓国製だから安物のステンレス製かなと思っていました。
ある時、染めてみたら染まる事を発見しました。
日本製の古い製品と同じ真鍮挽物のニッケルメッキだったわけです。
真鍮Niメッキ;二つの業者が必要になるので手間が掛かりますが、手間賃が相対的には安い(給料は日本の水準に近いが労働時間が2倍です)韓国ならこの方がコストは有利かもしれません。
どちらにしても実感的にする方法がないステンレスだけはやめて貰いたいモノです。

乗工社トム5000同様3点支持になるように片方の一軸台車が中央を支点にして傾くようになっているのですが、動きが渋いです。

穴のガタが足りないのかな?と丸いヤスリで舐め始めた所で気がつきました。ブレーキの引き棒が律儀にブレーキ装置に引っかけて有るじゃないですか!

ブレーキ引き棒を「引っかけない」状態にすると全くスムーズに左右に倒れます。
(引き棒を外してあるのが見えますでしょうか?)
引き棒、長さも合っていないので、これを引っかけると全然イコライジング動作をしません。 切ってしまおうかとも思いましたが、外しておくだけで何の問題もありませんでした。 ワム、モアの3点支持になった2軸貨車をお持ちの方、今すぐ外して置いた方が脱線を防げると思います。
さて車輪の黒染作戦開始です。工程に分けて説明致します。
① 車輪を綺麗にします。
大概グーゴーンを使いますが、シンナーを使ってしまう事もあります。
② 常温黒染液の使い古しを集めて4倍程度に薄めた液体に車輪を投入し、ソフトにガラスビンを振ったり回したりして5~10秒、ピンセットで取り出します。
(此処はソフトに振り回さないとピヴォットの先にダメージを与える心配があります)

③ 取り出した車輪は「素早く」「強く」ティッシュで拭き擦ります。
写真は手前2軸がその工程を終えた所で、後側の2軸は「使用前」です。
此処までの工程は「表面の掃除」に近いです。 写真では結構黒くなっていますが、此処まで色が全く変わらない場合が多いです。 ②の行程を終えた時はビンから黒い車輪が出てきますが、③の拭き取りで黒色が取り払われ再び白くなる事が多いのです。
写真に写っているビンはここ15年ほど使っている②工程用の「使い古し薄め液」が入っているビンです。
これもここ15年ほどウナギの蒲焼きのタレ状態です。 原液と絶対間違えないように年季の入ったビンを大事に使って居ます。

④原液を筆で塗りつけてから指で車輪を磨きます。
写真を見て判るように、実は指紋で磨くのです。
ムラがないように愛情込めて磨きます。
16番車輪では楽ですが12mm車輪はバックゲージが小さくて大変です。
⑤ティッシュで強く拭いて拭き取ります。
この拭き取りも一つの「磨き」です。磨きを掛けないと黒染表面は弱いモノになってしまいます。
この④→⑤工程は普通3回繰り返します。
3回位やってようやくムラ無く黒くなります。

右手の人差し指はこんな感じになります。
数時間この色は落ちません。
体に悪いンじゃないかと何十年に亘って心配していますが、私は健康そのものです。
実は体に有益だったりして・・・・・・・

④→⑤→④→⑤と二回やった状態と、③の状態の比較です。
今日は③の終わりが結構黒いので、④→⑤は二回でOKとします。
気温などの要因で黒染はいつも違う経過となります。
気温が高いとよく染まります。
もっとも綺麗に染まるまで諦めずに頑張りますから仕上がりは常に安定しています。

まだ手つかずの車輪との比較です。

4軸とも⑤を卒業したら洗浄に掛かります。
韓国製だからスポークはロストかもしれませんが、日本製の場合はスポークはダイキャストです。 ダイキャストは薬品に侵されやすいと思われますのでこの次の洗浄が特に大事になります。

⑥洗面所に持ち込み、歯ブラシで石けんをたっぷり付けて丁寧に磨きます。スポークの間を丹念に。
歯ブラシは自分の使い古しを何本も確保しておくべきです。

⑦すすぎます
すすぎながら歯ブラシの洗浄も兼ねて歯ブラシを使って流水の中で磨きます。
注意点;水に浸けておくと折角黒くなった色が溶けて抜けてきます!
常にそうかどうかは判りませんが、私は水に浸ける時間は短くして、その間充分洗うという事を心がけています。

⑧ティッシュで拭き取ります。
染まって直ぐの時間は水が大敵と考えています。
拭き取る時にも「磨き」のつもりで強く拭き取ります。

⑨乾かします。
1日、出来れば2~3日安静にしておくと表面の黒染の強さが増すように思います。
まああれだけ何回も強く擦っていますので擦りには強いでしょうが、水やその他の溶剤にはどうでしょうか。
黒染、人それぞれ作法があるかもしれませんが井門流はこんな感じです。
モデルワムの2軸貨車の箱に5両ずつ入れているのです。
緩衝材は短冊状のエアーパッキンです。
IMONの紙箱附属の長いエアーパッキンの余ったものを丁度半分に切って貨車の外周に巻き付け、端から詰めて入れていきます。
1両はみ出しました。
黄帯の入ったスム1です。(モデルワム製品)
そこへIMONのワフ21000が2両仕上がりました。
あと2両有れば5両の箱に纏められます。 ワールド工芸の大きな箱を棄てる事も出来ます。 箱を棄ててスペースを作る事も大事な模型作業です。
2両・・・・・モデルワムのトラ35000とトラ40000を仕上げてしまう事に致します。

いつから我が家に居るのか2匹のトラ(2頭じゃないです)
これらのトラは大部昔に違う箱に入って売られていませんでしたっけ?
追加生産だったのでしょうか? 私の思い違いでしょうか。 昔の売れ残り?
申し訳ありません全然把握していません。

開けてみるとこんな感じです。
黄色いウレタン
黄色いのは割合保つ方だと思いますが、長期保存は絶対禁物です。
粉となって模型に張付き、塗装も溶かして食込んでしまいます。
ウレタン、特に黒いウレタンを使った箱に入れている方、一刻も早く箱を買い換えた方が無難です。
編成モノの場合はIMONの木製ケースという選択肢も有ります。

ぴかぴかです。
いかによく作ってあってもこの模型からホンモノを連想するのは無理です。「鉄」からも「模型は模型だよね」「・・・俺は関係ないョ」と言われてしまうかもしれません。

その原因の一つがこのぴかぴか光った白い車輪です。
黒いプラスチックの車輪ではなく、金属車輪だよと訴えているのかなと思ったりします。
車輪の色なんか気にしないという方も、白い車輪の方が綺麗で好きと言う方も居ると思いますが、私は黒でなくてはダメです。
実物がタイヤまで含めて黒塗装である以上「模型」たるモノは似せる方へ行くべきだと思います。

私は韓国製だから安物のステンレス製かなと思っていました。
ある時、染めてみたら染まる事を発見しました。
日本製の古い製品と同じ真鍮挽物のニッケルメッキだったわけです。
真鍮Niメッキ;二つの業者が必要になるので手間が掛かりますが、手間賃が相対的には安い(給料は日本の水準に近いが労働時間が2倍です)韓国ならこの方がコストは有利かもしれません。
どちらにしても実感的にする方法がないステンレスだけはやめて貰いたいモノです。

乗工社トム5000同様3点支持になるように片方の一軸台車が中央を支点にして傾くようになっているのですが、動きが渋いです。

穴のガタが足りないのかな?と丸いヤスリで舐め始めた所で気がつきました。ブレーキの引き棒が律儀にブレーキ装置に引っかけて有るじゃないですか!

ブレーキ引き棒を「引っかけない」状態にすると全くスムーズに左右に倒れます。
(引き棒を外してあるのが見えますでしょうか?)
引き棒、長さも合っていないので、これを引っかけると全然イコライジング動作をしません。 切ってしまおうかとも思いましたが、外しておくだけで何の問題もありませんでした。 ワム、モアの3点支持になった2軸貨車をお持ちの方、今すぐ外して置いた方が脱線を防げると思います。
さて車輪の黒染作戦開始です。工程に分けて説明致します。
① 車輪を綺麗にします。
大概グーゴーンを使いますが、シンナーを使ってしまう事もあります。
② 常温黒染液の使い古しを集めて4倍程度に薄めた液体に車輪を投入し、ソフトにガラスビンを振ったり回したりして5~10秒、ピンセットで取り出します。
(此処はソフトに振り回さないとピヴォットの先にダメージを与える心配があります)

③ 取り出した車輪は「素早く」「強く」ティッシュで拭き擦ります。
写真は手前2軸がその工程を終えた所で、後側の2軸は「使用前」です。
此処までの工程は「表面の掃除」に近いです。 写真では結構黒くなっていますが、此処まで色が全く変わらない場合が多いです。 ②の行程を終えた時はビンから黒い車輪が出てきますが、③の拭き取りで黒色が取り払われ再び白くなる事が多いのです。
写真に写っているビンはここ15年ほど使っている②工程用の「使い古し薄め液」が入っているビンです。
これもここ15年ほどウナギの蒲焼きのタレ状態です。 原液と絶対間違えないように年季の入ったビンを大事に使って居ます。

④原液を筆で塗りつけてから指で車輪を磨きます。
写真を見て判るように、実は指紋で磨くのです。
ムラがないように愛情込めて磨きます。
16番車輪では楽ですが12mm車輪はバックゲージが小さくて大変です。
⑤ティッシュで強く拭いて拭き取ります。
この拭き取りも一つの「磨き」です。磨きを掛けないと黒染表面は弱いモノになってしまいます。
この④→⑤工程は普通3回繰り返します。
3回位やってようやくムラ無く黒くなります。

右手の人差し指はこんな感じになります。
数時間この色は落ちません。
体に悪いンじゃないかと何十年に亘って心配していますが、私は健康そのものです。
実は体に有益だったりして・・・・・・・

④→⑤→④→⑤と二回やった状態と、③の状態の比較です。
今日は③の終わりが結構黒いので、④→⑤は二回でOKとします。
気温などの要因で黒染はいつも違う経過となります。
気温が高いとよく染まります。
もっとも綺麗に染まるまで諦めずに頑張りますから仕上がりは常に安定しています。

まだ手つかずの車輪との比較です。

4軸とも⑤を卒業したら洗浄に掛かります。
韓国製だからスポークはロストかもしれませんが、日本製の場合はスポークはダイキャストです。 ダイキャストは薬品に侵されやすいと思われますのでこの次の洗浄が特に大事になります。

⑥洗面所に持ち込み、歯ブラシで石けんをたっぷり付けて丁寧に磨きます。スポークの間を丹念に。
歯ブラシは自分の使い古しを何本も確保しておくべきです。

⑦すすぎます
すすぎながら歯ブラシの洗浄も兼ねて歯ブラシを使って流水の中で磨きます。
注意点;水に浸けておくと折角黒くなった色が溶けて抜けてきます!
常にそうかどうかは判りませんが、私は水に浸ける時間は短くして、その間充分洗うという事を心がけています。

⑧ティッシュで拭き取ります。
染まって直ぐの時間は水が大敵と考えています。
拭き取る時にも「磨き」のつもりで強く拭き取ります。

⑨乾かします。
1日、出来れば2~3日安静にしておくと表面の黒染の強さが増すように思います。
まああれだけ何回も強く擦っていますので擦りには強いでしょうが、水やその他の溶剤にはどうでしょうか。
黒染、人それぞれ作法があるかもしれませんが井門流はこんな感じです。
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