拝啓 井門義博です
拝啓 井門義博です
C11原形 重見式給水加熱器付
09年11月18日 16:40:00 | 鉄道模型今月もミスが発見されて予約されているお客様に迷惑を掛けてしまいました。
C11を発売するに当り、生産を三回に分けようと考えました。
その1回目が一次型、二次型です。
なかでも一次型に対しては当初計画では
C11 1 (原形)奈良
C11 2 国府津(キット素組みとする)
C11 19 会津若松
と考えていました。
しかし、青梅鉄道公園のC111も実に味のあるカマです。
トップナンバーはきっちり特定ナンバー機として設定する事になりました。
そこでこのように計画が変更されました。
C11 1 福知山
C11 2 国府津(キット素組みとする)
C11 9 (原形)奈良
C11 19 会津若松
なぜC119が原形とされたのか?
手元には原形状態のC11一次型の写真は4枚有りました。

C11 1 [奈良] 西尾克三郎 機関車の系譜図 臼井茂信 交友社

C11 2 [奈良] 西尾克三郎 機関車の系譜図 臼井茂信 交友社
これは有名な写真で「記録写真蒸気機関車」にも載っています。

C11 9 川崎車両での落成時の写真 所属は無し
「蒸気機関車から超高速車両まで 写真で見る兵庫工場90年の鉄道車輌製造史」 川崎重工業株式会社 車両事業本部編より

C11 23 日本車輌での落成時の写真 所属は無し
「日車の車両史 写真集-創業から昭和20年代まで」 日本車両鉄道同好部/鉄道史資料保存会編著より
1と2は番号がだぶるのでダメです。(間違いが起きにくいように仕様違い以外では番号を同じにしないようにする決まりです。この場合のC111とC112は殆ど別の機関車ですので「番号が同じ」を避けることにします)
23は解説にあるようにナンバープレート位置が特殊な機関車ですので選べません。
そうなると「C119」という事になるわけです。
この後、国府津のC112は炭庫が改造されていることが判明してキットの「元ガマ」にするのは問題有りとなってしまい、作らない事になりました。
C112の有名な西尾写真の刷り込みもあり、原形=奈良という思い込みとなってしまい、C119[奈良]となってしまいました。
C119の説明文を書く段となって、経歴を調べてみると所属先に「奈良」という文字が出てきません。
そこで急いでC11一次型の研究に取りかかって調べたのがこの表です。

参考文献;レールマガジン300号特別付録「機関車表 蒸気機関車の部」沖田祐作編
C11一次型は殆ど落成日が不明、新製配属先は一切不明なのですね・・・
そしてC119は[奈良]には縁がなかったらしいことを認めざるを得なくなってきました。
C119とするならば原形時に確実に活躍していた所属先は[水戸]が妥当と認めざるを得ません。
所属[奈良]の原形機関車についてもやっておきたいです。
戦前から関東は電気機関車の活躍が華やかだったのに対して、関西はC51でもC53でも少数派のC10やC54に至るまで蒸機の天下でした。
もともと奈良での西尾写真に魅せられて「原形」をやろうと思った経緯から言ってもやっておきたいです。
蒸汽機関車は,落成時から汽車会社、川崎車輌、日本車輌(もちろん日立も)といったメーカーによって配管の取り回しは全て違います。
そして、製造過程で色々な理由からモデルチェンジする可能性が有ります。「何番からは配管の取り回しを少し変えた」と言う具合に。
IMONとしては川車のC119の落成時の写真を見ながら模型化を進めてきましたので、C1112を[奈良]のカマとして選ぶのは必然なのです。
川車で[奈良]所属は同じでもC1113は配管の取り回しがモデルチェンジされている可能性が僅かながら増えるからです。
もちろんこの4社に各一枚ずつしか新型機関車の落成時の写真は無いでしょうから形態を確認することはできません。
(C119は川崎のトップナンバーです)
こうしてIMONのC11一次型原形はC119[水戸]とC1112[奈良]の二種類の製品に別れてしまい、[奈良]のお客様には少々お待ちいただく事になってしまいました。 ただいまナンバープレートと製造銘板を制作中です。
製造銘板にはメーカーによる製造番号がきっちり書かれており、C119は川崎車両の1409番、C1112は1412番がきっちり読めてしまいますので作り分ける必要があるわけです。

C119 写真ではまだ[奈良]の区名板が入っています。
IMONのHP上ではシンガーフィニッシュの写真が載っていますが、これはノーマルフィニッシュです。

シンガーフィニッシュです。
シンガーフィニッシュに使っている塗料について聞き出しました。
何の事はない・・・当然かもしれませんがシンガーさんの色見本に従って塗料業者に調合してもらっているのでした。
私は分けてもらうような事はせずに自分で「ウナギのタレ」を作り続けようと思います。
C11一次型原形騒動・・・このようなエネルギーの無駄使いがないよう今後は「もっと注意深く」やっていきたいと思います。
C11を発売するに当り、生産を三回に分けようと考えました。
その1回目が一次型、二次型です。
なかでも一次型に対しては当初計画では
C11 1 (原形)奈良
C11 2 国府津(キット素組みとする)
C11 19 会津若松
と考えていました。
しかし、青梅鉄道公園のC111も実に味のあるカマです。
トップナンバーはきっちり特定ナンバー機として設定する事になりました。
そこでこのように計画が変更されました。
C11 1 福知山
C11 2 国府津(キット素組みとする)
C11 9 (原形)奈良
C11 19 会津若松
なぜC119が原形とされたのか?
手元には原形状態のC11一次型の写真は4枚有りました。

C11 1 [奈良] 西尾克三郎 機関車の系譜図 臼井茂信 交友社

C11 2 [奈良] 西尾克三郎 機関車の系譜図 臼井茂信 交友社
これは有名な写真で「記録写真蒸気機関車」にも載っています。

C11 9 川崎車両での落成時の写真 所属は無し
「蒸気機関車から超高速車両まで 写真で見る兵庫工場90年の鉄道車輌製造史」 川崎重工業株式会社 車両事業本部編より

C11 23 日本車輌での落成時の写真 所属は無し
「日車の車両史 写真集-創業から昭和20年代まで」 日本車両鉄道同好部/鉄道史資料保存会編著より
1と2は番号がだぶるのでダメです。(間違いが起きにくいように仕様違い以外では番号を同じにしないようにする決まりです。この場合のC111とC112は殆ど別の機関車ですので「番号が同じ」を避けることにします)
23は解説にあるようにナンバープレート位置が特殊な機関車ですので選べません。
そうなると「C119」という事になるわけです。
この後、国府津のC112は炭庫が改造されていることが判明してキットの「元ガマ」にするのは問題有りとなってしまい、作らない事になりました。
C112の有名な西尾写真の刷り込みもあり、原形=奈良という思い込みとなってしまい、C119[奈良]となってしまいました。
C119の説明文を書く段となって、経歴を調べてみると所属先に「奈良」という文字が出てきません。
そこで急いでC11一次型の研究に取りかかって調べたのがこの表です。

参考文献;レールマガジン300号特別付録「機関車表 蒸気機関車の部」沖田祐作編
C11一次型は殆ど落成日が不明、新製配属先は一切不明なのですね・・・
そしてC119は[奈良]には縁がなかったらしいことを認めざるを得なくなってきました。
C119とするならば原形時に確実に活躍していた所属先は[水戸]が妥当と認めざるを得ません。
所属[奈良]の原形機関車についてもやっておきたいです。
戦前から関東は電気機関車の活躍が華やかだったのに対して、関西はC51でもC53でも少数派のC10やC54に至るまで蒸機の天下でした。
もともと奈良での西尾写真に魅せられて「原形」をやろうと思った経緯から言ってもやっておきたいです。
蒸汽機関車は,落成時から汽車会社、川崎車輌、日本車輌(もちろん日立も)といったメーカーによって配管の取り回しは全て違います。
そして、製造過程で色々な理由からモデルチェンジする可能性が有ります。「何番からは配管の取り回しを少し変えた」と言う具合に。
IMONとしては川車のC119の落成時の写真を見ながら模型化を進めてきましたので、C1112を[奈良]のカマとして選ぶのは必然なのです。
川車で[奈良]所属は同じでもC1113は配管の取り回しがモデルチェンジされている可能性が僅かながら増えるからです。
もちろんこの4社に各一枚ずつしか新型機関車の落成時の写真は無いでしょうから形態を確認することはできません。
(C119は川崎のトップナンバーです)
こうしてIMONのC11一次型原形はC119[水戸]とC1112[奈良]の二種類の製品に別れてしまい、[奈良]のお客様には少々お待ちいただく事になってしまいました。 ただいまナンバープレートと製造銘板を制作中です。
製造銘板にはメーカーによる製造番号がきっちり書かれており、C119は川崎車両の1409番、C1112は1412番がきっちり読めてしまいますので作り分ける必要があるわけです。

C119 写真ではまだ[奈良]の区名板が入っています。
IMONのHP上ではシンガーフィニッシュの写真が載っていますが、これはノーマルフィニッシュです。

シンガーフィニッシュです。
シンガーフィニッシュに使っている塗料について聞き出しました。
何の事はない・・・当然かもしれませんがシンガーさんの色見本に従って塗料業者に調合してもらっているのでした。
私は分けてもらうような事はせずに自分で「ウナギのタレ」を作り続けようと思います。
C11一次型原形騒動・・・このようなエネルギーの無駄使いがないよう今後は「もっと注意深く」やっていきたいと思います。
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