拝啓 井門義博です

拝啓 井門義博です

あれから34年

09年12月24日 18:19:00 | 国鉄時代
今夜は特別な日です

D51241に牽かれて6788列車が走った日です。
日本最後の蒸機列車6788列車が走ったのはクリスマスイヴの日です。


1975年12月24日夕張 D51241が発車を待ちます。
6788は清水沢で停車します。其処で貨車をつなぐはずです。
清水沢までは単機だったのかもしれません。改めて周囲の人に聞いてみなくては・・・・私達は追分到着を狙うべく撮影後追分に向かいました。

(夕張→清水沢は短い貨物列車だったようです。追分は長大貨物で到着しました。25日記)
写真が汚いのは写真が見つからず、後年焼いたベタ焼きからスキャンしたからであります。しかも、カビにやられています。


最終仕業仕様のD51241
D51603から譲り受けた十字ハンドルとランボード白線、メインロッド赤という最低限の薄化粧です。


こうしてベタ焼きを見て改めて驚きました。
フィルムはネオパンFなんですね。
無謀というか何というか・・・・・
カメラは定番、バケペンことPENTAX6×7です。
低感度のフィルムを使うと相反測不軌だか云う現象で12.5倍感度のフィルムの12.5倍の露光では足りないはずですから無謀も呆れたモノです。
(はっきり言えば変なヤツですね)

昭和50年12月24日クリスマスイヴの日、蒸機最終列車6788を牽引するA-17運用に充当するカマとして選ばれたD51241は、苗穂工場で製造、新製配置以来追分を一度も離れていない機関車です。
一つ前の5796列車(変A-6運用)は苗穂工場最終出場機D51603。 その最終出場時に装備された大宮工場タイプの煙室扉ハンドル(砲金十文字の華やかなハンドル)を241が交換装備し、ランボードに白線を入れて、メインロッドに赤を差したのが蒸機最終運行を飾るせめてもの薄化粧でした。
6788列車は夕張19:10発~追分21:30着快晴氷点下20度、夜にもかかわらず多数のファンに見送られて定時で運行されました。
D51241は北海道でも少数派の密閉キャブ改造を受け煙突にはギーセルを装備するなど、大切にされていた機関車です。 ギーセルエジェクターは、1951年オーストリア、ウィーン工科大学教授ギーセルギースリンゲン博士考案の排気システムです。 この「誘導通風装置」の目的は
① 安定したドラフト効果で燃焼効率向上
② 加熱蒸気温度上昇による効率向上
③ シンダの煙室内での捕捉です。 
ブラストパイプは一列に並び、煙突はそれに合わせて前後方向に長く、扁平なものです。  国鉄では2両分のシステムを購入、理研金属工業がライセンス(取得1964年)生産して秋田地区と追分機関区で愛用されました。
 昭和51年4月13日追分機関区扇形庫で火災発生、蒸機全廃後の火の気のない扇形庫で出火したことから、蒸機の鬼火だと話題になりました。 この火事で失われた保存予定の廃車蒸機はD51241、465、603、1086、79602の5両、機関区員必死の作業により3両を救出したものの、現役のディーゼル機関車8両も一緒に失われました。

昨年D51241にエラーが発見されたとき、発売は来年の12月24日と決めていました。わざわざ発売するのであればこの日を置いてほかないと・・・・これまた変な事に拘ってしまい済みません。


一般現役時仕様


最終運用の薄化粧






よく見れば初めてIMONカプラーHO101が装備された製品なのですね。

D51241や6788列車のことを思い出す季節になると一年が終わり、新しい未知の一年が始まるンだなあとしみじみ思います。
新しい一年が良い年である事を祈っています。





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