拝啓 井門義博です

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タキ35000_トラムウェイを仕上げる

11年12月08日 20:13:00 | 鉄道模型
タキ35000_トラムウェイを仕上げる

    ってなかなかメーカーに対して失礼な表題のように思えます。

しかし、KATOでもTOMIXでも16番プラ製品に関しては仕上がっていない製品をお客様に販売している事は“事実”です。

“完成品”とも“キット”とも書いていませんが、全てキットと完成品の中間であるのは間違いないです。

(その点でIMONのHO1067“IPシリーズ”は16番には無い“完成品”なのです)


プラモデル作りに取り掛かります。


“HOゲージ”表記が有ります。

ゲージ;16.5mm 縮尺;1/80 と言いたかったのかもしれません。

しかし、何度も言うように“HO”には16.5mmの意味は有りません。
MOROP・NEM(“それでもゲージがまだ強い”欧州)の表

http://www.morop.org/de/normes/nem010_d.pdf

   を見ればよく判ります。 (欧州大陸なので英語判は有りません)

Modell-Spurweiten(模型のゲージ)で16.5mmは
“HO”“Sm”“Oe”“1i” の4つの名前があります。

Modell-Maßstäbe(模型の縮尺)で1/87は
“HO”“HOm”“HOe”“HOi” の4つの名前があります。


「HO」の意味は1/87である事がはっきり判る表です。


そして“1/80 Scale”と有りますが、もしそうなら13mmゲージ“JM”でなくてはなりません。

1067mm狭軌で16.5mmは「Sスケール」=1/64なのです。
車輪周辺と上回り等は縮尺が変えてある・・・・少なくとも1/80スケールではないわけです。

苦労して「スケールモデル」を作って売っている立場としては極めて不愉快な“嘘”表記です。

山崎喜陽さん(=TMS)が命名した16番という「ゲージ名称」が有るのですからきちんと使ってもらいたいモノです。

16番とは「1/76~1/90で16.5mmゲージ鉄道模型」であり、現在丁度70年の歴史があります。


開いたところです。

表記はともかく16番ゲージャーとしては嬉しい意欲的な製品です。


さて走行中に「不随意解放」しない快適なIMONカプラーに交換しなくてはなりません。


ポケット無しで直接車体に取り付けられたケーディー風自連と交換候補と考えているHO-205の前後方向の寸法を比較してみます。


突起を彫刻刀(これは4.5mm幅、ハンズで買いました)で切り落とします。


車体に一体成形されたポケットは幅内寸約6mmです。 HO-205等の2mmビス用のポケット(7.5mm幅)は入りません。

6mm幅はHO-105等の1.4mmビス用ポケットがぴったりです。

ところが、2mmでもぶかぶかの窪みが開いてしまっていますので従来の「カプラー支点」の位置には固定し難い状況です。


そこで、最初はHO-101を端バリ側に付けようと考えましたが、ポケットと車体の干渉が色々ありそうなので車体中央寄りにHO-105を付ける作戦を立てました。


1mmドリルで穴を貫通させ、1.4mmタップを立てて直接ネジ止めする作戦です。


すっかり上手く行きました。

ただし、カプラーポケットの上側の厚み(0.5mm)だけカプラー中心位置が下がってしまいます。


これは一昨日見せて貰ったIMONカプラー新製品の試作品です。

手前から

HO-106 (ケーディー#5相当長さHO-105の上方シャンク 1.4mmビス)
HO-206 (ケーディー#5相当長さHO-205の上方シャンク 2mmビス)
HO-109 (ケーディー#6相当 1.4mmビス)
HO-209 (ケーディー#6相当 2mmビス)

です。
この中のHO-106にスペーサーを挟んで取り付ければ完璧にカプラー高サが一致します。
しかし、上下寸法4.2mmもあるIMONカプラーですから0.5mmの狂いは走行中不随意解放の原因にはなり得ません。


さて、タキ35000の中央ハッチ付近、ディティールを作り分けられるようになっています。


色々付いている方で行きます。

明日へつづく





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