拝啓 井門義博です

拝啓 井門義博です

C579本日発売

13年09月20日 19:32:00 | 鉄道模型
本日C579が発売されました。



これまたお顔が特徴的な門デフのC57です。


門デフのC57にも色々なカマが有って、このカマこそはナンバーワンかな?というカマが幾つか有ります。

大概は今回IMONが製品してしまいます。

例えば

(1)C5711
特急【かもめ】の牽引指定機の1台で、波とカモメをデフに画いた機関車。 現在も保存中。
http://c5557.kiteki.jp/html/C5711.htm
(間もなく発売)

(2)C5721
正面に形式入りプレートを付けた唯一の門デフ機だった。 (デフはC5524から譲られたモノ)
(この機関車は製品化予定に入っていません)


(3)C5765
特急【かもめ】の牽引指定機の1台で、労力を惜しまず作られた試作門デフ取付の光栄を賜ったカマ。
(2012-04-20発売)

(4)C5772
正面に形式入りプレートを付けた唯一の門デフだった時期がある。 何故ならばC5721からデフを譲り受けたから。
(2012-06-20発売)

(5)C57117
蒸機によるお召し列車牽引の最後を飾ったカマ。
(間もなく発売)

この5両は門デフC57の中で「我こそはチャンピオン」といっても可笑しくないカマです。

C57が女性だったら「ミス」に輝く候補です。 顔かたちではなく「経歴含む」だから違うかな。



C579はそういう1両ではありません。

C579はどういうカマでしょうか?



実は私が一番好きなカマなのです。


C57の中で一番ですし、日本型蒸機の中で一番ですし、世界の蒸機の中でも一番です。

(二番目に好きなカマは 01 2120-2[Dresden Bw]かな)

012120(01-120)1976-12 D924列車 ヴァインべーラ~べーラ PENTAX6×7 150mm

(原形シリンダーを残した貴重なカマの中でバケツを被らない美しさで012118に次いでよく会いました) 


話が逸れました・・・・

でもやはり個人の思い入れが一番です。

C62は良いですがNYCナイアガラやPRRT-1は何と言っても恰好が宜しいです。

また話が逸れました・・・・・

C579ということになると冷静では居られません。

川線時代の写真でも出したいのですが私の写真は全くスキャンが為されていないのでお見せできません・・・ゼロイチは写真集になっているからこうしてスキャンできるわけです・・・


・・・まあ一つ此処は冷静になって紹介致す所存です。



汽車会社製造のC57はC578~12の僅か5両しか存在しません。

C579はその中の1両です。

戦時中に九州に渡り、門司港時代に切取りデフK-7(最も普通の形の門デフ)を装備した九州育ちの機関車です。

新品門デフを与えられたC57というのはそれだけで特別な存在です。

日本を代表する門デフC57のうち(2)(4)(5)はC55のお古を付けています。
その時代、九州はまだまだC55であり、C57は門司港に僅かに居ただけです。
(門司港・・・C55は日豊本線、C57は鹿児島本線です)
(九州にC57が大量に流れ込んでくるのは電化が進んでC59が余剰気味になってからです)



C579は門司港に居てK-7をいただいた虎の子なのに何故派手な印象や活躍を聞かないのでしょう・・・

もしかすると、その頃既に汽笛が壊れていて「9汽笛」だったのか・・・・?

(‘9汽笛’が嫌われたのか・・・)

それは後ほど説明するとしまして・・・


C579の門デフは僅かに上下寸法が大きなもので、番号一桁故にこれまた長さ方向が短く相対的に縦が大きく縦横比が共通方向に特徴的です。

これまた門デフ同様に位置が高いナンバープレートと相俟って独特の表情を持つ大変美しいC57の1両です。

そして、貨物用D51に対する旅客機代表C57としては、ヒトケタナンバーは珍しすぎます。
その表情は見ていてまるで別の形式の機関車のような気持になります。
C54の様なマイナー感・・・これは決して1号機では味わえません。

汽車会社の製造銘板は人吉配置の肥薩線(川線)時代初期は確認出来ますが、途中から見られなくなり、楕円形の跡が残っていました。


実は、この模型では失われた製造銘板を付属品として同梱しております。





肥薩線は1973年3月28日無煙化され、砂撒管増設工事(2本→3本)の上宮崎に転じました。

1973年10月改正で日豊本線に蒸機最後の定期急行〔日南3号〕が実現しました。

その牽引には所属機全部に担当させたいという宮崎区及び鹿児島管理局の意図が感じられる程満遍なく各機使われていましたが、C579は(ひいき目ではなく)好調だったらしくやや活躍の機会が多かった様です。

C579といえばすぐに思い出されるのは独特の高い汽笛音“9汽笛”です。

どんなに遠くでも僅かにでもその汽笛が鳴れば「9だ!」と判ります。

DCCサウンド機には1974年3月録音、青井岳で録音した汽笛を入れてあります。

DCCデコーダーからスピーカーを通じて“9汽笛”を表現するのは難しかったです。


鹿児島や宮崎のカマと違って永らく肥薩線に籠もっていたC579はテンダーの石炭前寄せ囲いの大型化改造も施されて居らず、言ってみれば個性的です。

C579を製品に出来るなんて・・・「鉄道模型事業を始めて良かった」と心の底から思います。

(しかし、お詫びをしなければなりません・・・・発売前に予約で埋まってしまったのです・・・・本当に申し訳ありません m(_ _)m)







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